サクラメンタリスト

サクラメントキングスを日々観察し、その動きを伝える人。夢のNBAチャンピオンを目指し、チームとともに夢を追い続ける人。

キングスの未来は明るい? ヒート戦

kings(22-47)123-119Heat(36-33)

 

激アツな試合でした。

途中までは楽勝ペース、しかし終盤逆転され、残り3.0秒で追いつき、オーバータイムの末、勝利。しかも相手はプレーオフ進出を争うチームですからね。負け濃厚な試合を勝ちに持って行けたのは本当に大きいと思いますよ。

 

◎千両役者フォックス

殊勲者はやはりフォックスでしょう。

109-111と2点リードされた第4クオーター残り3.0秒。ボギーからボールを受けたフォックスは、スリーポイントラインの外からドライブで切り込みます。

ドラギッチが体を預けてしつこくディフェンスしてきますが、フローター気味のジャンプショット。態勢を崩しながら、しかもJジョンソン、アデバヨ、ウィンスロー、ドラギッチの4人に囲まれながら、ショットクロックぎりぎりに決めましたからね。

この勝負強さハンパないです。

 

今季のフォックスのクラッチぶりは、

11/9のシクサーズ戦のウイナー

1/25のヒート戦のプットバンクウイナー

3/1のネッツ戦の同点ショット

そして今回と、もう4回もクラッチショット決めてます。

まさにクラッチ男です。

しかもまだルーキーですからね。この先、末恐ろしささえ感じます。いい意味で。

 

◎もっと楽に勝たないと

ただ冷静に振り返ると、もっと楽に勝たないといけない試合でした。

序盤の10点ビハインドを第2クオーターに逆転し、第3クオーターでリードを広げます。

第4クオーターも、残り5:46までは104-94と10点リードしていたんですが、そこから追いつかれちゃうわけです。ドラギッチにやられまくり、ドラギッチは両チーム最多の33ポイントの活躍でした。

で、残り3:18、オリニクにスリー決められ、ついに104-105と逆転されます。その後は粘りますが、残り1:23で、今日絶好調のエリントンにスリー決められ、106-110。

これで決まったかなあ、と思いきや、選手は諦めていませんでした。

ヒールドが残り33.3秒でスリーを入れ返し、109-110。そして、その後のヒートのオフェンスを24秒バイオーレーションに追い込み、残り9.3秒でキングスボール。

逆転の願いを込めたクラッチショットは、なぜかランドルフに託しましたが、これをミス。

これで完全に終わったと思いましたが、その後のファウルゲームで、オリニクがフリースローをミスしてくれたおかげで、109-111と2点差のまま、首の皮一枚つながります。そして残り3.3秒でフォックスのクラッチショットに続くわけです。

ほんと激アツな展開でした。

長くなりましたが、要は残り5分で10点リードしているんだから、もっとキッチリ試合を締めくくらないといけませんでした。

 

◎オーバータイム今季全勝

オーバータイムに入ると、もう流れはキングスです。

キングスって、今季、オーバータイムは2戦2勝なんですね。ペリカンズとネッツにそれぞれ勝ってます。いずれも追いついての延長戦。今回も追いついてからの延長戦です。

オーバータイムは、ランドルフのFTとFGで先手を取り、1点差に迫られる時もありましたが、残り1:03のボギーのスリーもあり、一度も追いつかれることなく、123-119で逃げ切りました。

これで今季はオーバータイム3戦3勝。強いですね。

 

◎キングスの未来は明るい?

この試合、ヒールドがFG9/16、3pt2/7でチームハイの24得点。フォックスは20得点、ボギーは14得点でした。

この3人の活躍を見てると、キングスの未来は明るい感じがしました。

第3クオーターあたりのボールムーブメントは本当によかったですし。

これにインサイドに強力なプレーヤーが加われば、もっともっと強くなると思います。

接戦になっても負けるのと勝つのとでは全然経験値が違ってきます。

そういう意味では、今日の勝利は若手にとって大きな成功体感になったと思います。

 

◎強敵に立ち向かえ

3月に入ってキングスは4勝4敗と五分の成績。

次はウォーリアーズとジャズという強敵とのロードの連戦ですが、若手のパワーで立ち向かっていってほしいですね。