サクラメンタリスト

サクラメントキングスを日々観察し、その動きを伝える人。夢のNBAチャンピオンを目指し、チームとともに夢を追い続ける人。

最大21点差からの大逆転劇 ブルズ戦

Kings(17-36)104-98Bulls(18-35)

 

6連敗中のブルズをホームに迎えての一戦。

ブルズはルーキーのマルケネンが個人的な理由(お子さんが生まれたそうです。飛行機で合流予定でしたが、サクラメント行きの飛行機が、シカゴの天候不良で欠航したため合流できず)で欠場、トップスコアラーのミロティッチはトレードでペリカンズへ。クリスダンも不在。実にチームトップスコアラーの4人のうち3人がいない状況。戦前の予想では、いつもキングスはunderdog(負け犬)が多いんですが、この試合のbetting line(賭け率)はキングスがby 2.5と有利な予想でした。

なので、今日は勝てるだろうと甘く見ておりましたら、

いきなり第1クオーターのスコアが9-28

 

おーい、どうなってんねん!!!???

 

試合開始から10本連続でFGをミス。最初の得点は始まって6分も経過してから、ようやくジャスティンジャクソンがレイアップを決めました。

結局、第1クオーターはFG4/20、3P1/10、FT0/0、TO6という散々な状況でした。

第2クオーターも序盤はグダグダで、残り9:38には11-32とこの試合最大の21点差をつけられました。その後はヒルやテンプルの得点で少し差を縮め、流れを徐々に取り戻しました。こういう時のベテランの存在は大きいですね。

残り4:21のロビンロペスのテクニカルファウル2つの退場も大きかったですね。これで流れが変わった感じがします。

ただでさえ、マルケネンもミロティッチもいないゴール下にロペスまでいなくなれば、そりゃキングスにとって楽になりますよ。

 

◎サンプソンの気迫を見習え

しかし、この試合、キングスに一番力を与えてくれたのは、サンプソンだと思いますよ。

第2クオーター残り8:30でカーターに代わって登場。その時は13-32と大きくリードされていました。入って1分も経たないうちに、オフェンスリバウンド2つとってレイアップシュート。残り2:16にはダンクをかまし、残り0:54にはジャンパーも決めます。(そのあと、ザックラビーンに頭越しにダンクを決められましたが・・・)

サンプソンの活躍のおかげでキングスは勢いに乗りました。この前半は41-55で終了。

2WAY契約のため、サンプソンは出場機会は少ないんですが、試合に出るごとに見せる気迫あふれるプレーはぜひ他の選手にも見習って欲しいですね。特に大人しい選手がキングスは多いですから。

そのサンプソンは、翌日にDリーグのリノ・ビッグホーンズに再合流します。

(ちなみに、RENOは日本語読みでリノです。レノではありません)

 

 

◎ヒールドもやる時はやる

第3クオーターは立ち上がり5:19で22-8のランで一気に63-63と追いつきます。

そこからしばらくは一進一退の展開。

ブルズも粘って、第4クオーター残り10:15には84-77と7点差をつけキングスを突き放します。しかし、キングスはクーフォスやカーターの得点で82-87にすると、ヒールドの得点で84-87。クーフォスのアリウープで86-87として、ヒールドのスリーポイントで89-87とついに残り5:46で逆転します!

その後また追いつかれるんですが、93-93で迎えた残り1:33でヒールドが再びスリーポイントで96-93と勝ち越し!

ヒールドは好不調の波が激しいので、あんまり信頼できないところがあるんですが、決めるときに決めてくれるようになってきた感じはします。ヒールドは今日FG4/10、3P3/7、11PTSでしたが肝心なところで決めてくれました。

FTは0、ディフェンス面も今ひとつなところはありますが、今日は目をつぶりましょう。

 

◎最後はボギー

そしてまた追いつかれるんですが、96-96で残り52秒、ボグダノビッチがショットクロック残り少ない中、難しい体勢から3ポイントを決めました。99-96。

この得点が本当に大きかった。

あれが外れていれば、その後のブルズのポゼッションで勝ち越しされていたかもしれませんし、残り1分を切った中での3点リードは相手にも心理的なプレッシャーを与えました。それが、ザックラビンの同点を狙った26フィートの3ポイントを打たせる焦りを呼び、外れたリバウンドからコーリースタインのダンクに繋げました。

ボギーはこの試合FG3/9、3P3/7、FT6/6、チーム最長の31分間プレーしてチームハイの15PTSでした。

 

◎リセットしてオールスターブレークまで頑張れ

最大21点差を逆転して勝ててよかったとは思いますが、正直、今のブルズさんの状態ならもっと楽に勝たないといけない試合です。ロペスの退場がなかったら勝てていたかどうかもわかりません。

確かに怪我人続出で、ベテランも休ませられない状況で、ぎりぎりの人数でやっています。今日はフォックスも途中で足を捻挫して離脱しています。(幸い、深刻な怪我ではないようです)とりあえず中3日空きますので、休養して、もう一度リセットして、オールスターブレークまでの4試合(ポートランドミネソタ、ダラス、ヒューストン)を頑張ってもらいたいと思います。

 

(追記:余談ですが、1クオーターの得点が10点未満のチームが勝つのは今季2回目。マイアミヒートが11月28日のブルズ戦で第1クオーターで7点しか取れなかったのに逆転勝ちして以来。2回目ともブルズがやられていますね・・)