サクラメンタリスト

サクラメントキングスを日々観察し、その動きを伝える人。夢のNBAチャンピオンを目指し、チームとともに夢を追い続ける人。

若手に切り替えたか

Kings(13-30)88-95@Thunder(24-20)

 

この試合、ヒルは初めてベンチスタート。

Z-BOとカーターは出場機会なし。

クーフォスとテンプルのプレイタイムは20分以下だった。

その一方で、コーリースタインはキャリアで2番目に長い、40分間もプレーし、

ボグダノビッチも30分、ラビシエリも活躍はしなかったが28分、

ここ最近出番の少なかったジャスティンジャクソンも24分、

そしてパパヤニスもわずか1分ではあるが7試合ぶりに出場機会を与えられた。

 

イエーガーが若手シフトを明言 

試合後イエーガーHCはベテランをあまり起用しなかったことについて、

「前に進むためには、5人のベテランのうち2人、時には3人をローテーションから外し、他の若手選手に機会を与える」と報道陣に話したという。

 

イエーガーがここまで踏み込んでベテランを外すことについて明言するのはおそらく初めてで、

チームは今後、若手中心にシフトしていくと見られる。

 

◎チームの軸となる4人

今後はフォックス、ボギー、ヒールド、コーリースタインの4人が軸になっていく。

(あと怪我中のメイソンも)

確かにこの4人は今季、成長を見せている。

 

フォックスは、怪我明けからゲームメイクが変わってきた。相変わらず外からのシュートは下手だが、今日のサンダー戦も持ち味のスピードを活かしたcoast to coastのレイアップやハンマーダンクを見せ、ウエストブルックに対し、ルーキーらしからぬ堂々としたプレーを見せつけた。怪我明けの7試合は出場時間も32.5分と増えている。アシストが二桁を超える試合も2試合あり、一歩ずつだがNBAの階段を登っている。

 

ボギーは1月に入って7試合連続で二桁得点。平均15.3ptsと頑張っている。経験値とバスケIQの高さからルーキーとは思えない活躍ぶり。試合に臨むプロ意識についてチームメイトに苦言を呈するなど、リーダーとしての素質もある。

 

ヒールドは相変わらず波があるが、ディフェンス面で貢献することも多い。

 

コーリースタインも走れるセンターとして、フォックスやボギーと相性が良く、スピンムーブにもキレがある。先日のクリッパーズ戦は、23得点、13リバウンドと一人気を吐いていた。今後、ボギーとはいいコンビが築けそうだ。

 

ラビシエリは1月になって出場機会も増えてきた。先月は平均出場時間が12.1分だったが、22.0分になっている。彼なりに頑張っていると思うが、内容はというと、なかなか厳しい。ディフェンス面ではファウルも多く、ペリメーターの守備は特に厳しい。身体能力はあるが、いかんせんバスケを知らないというか、賢くプレーできない。つまりバスケIQが低い。辛抱強く見守るしかないのか・・・

 

◎ベテランたちはどうなる

若手起用の一方で心配なのが、ベテランの今後だ。

 

ヒル、カーター、ランドルフはプレイオフで何度も戦い、実績も十分あり、プライドもあるだろう。若手にシフトするとはいえ、「はいそうですか」と簡単に譲って、毎試合ベンチに座るのだろうか?

おそらく納得しないだろう。

そこをイエーガーが彼らとどうコミュニケーションを図り、説得できるのか。ヒルは自分の役割について、チーム側と最初から行き違いがあったようだし、トレードを求めることも十分考えられる。

 

キングスはこれで5連敗。1月はわずか1勝だ(6敗)。

若手に切り替えたが、残り試合が39試合もある。この39試合で果たして何勝できるのか。一つ言えるのは、1試合も無駄にして欲しくないということだ。