サクラメンタリスト

サクラメントキングスを日々観察し、その動きを伝える人。夢のNBAチャンピオンを目指し、チームとともに夢を追い続ける人。

前半戦を数字で振り返る

昨日のクリッパーズ戦で前半戦の41試合が終わった。

結果は13勝28敗。

エスタンカンファレンス最下位、リーグ全体でも28位と下位に低迷している。

それでは、内訳を詳しくみていこう。

 

◎勝ちと負け

28敗のうち、18試合が10点差以上の負け、さらにうち8試合が20点差以上の負けと、ぼろ負けが多い。11月15日のアトランタ戦の46点差負けは屈辱以外の何物でもない。

逆にキングスは10点差以上つけて勝ったのは、キャブス戦の1回しかない。今のキングスには相手を圧倒して勝つ力はない。

 

◎ホームとロード

ホーム7勝13敗 ロード6勝15敗

意外とホームで苦戦している。シクサーズにフォックスのゲームウイナーで勝ったり、キャブスを下すなどしているが、年末年始に低迷中のメンフィスやホーネッツに大敗するなどサクラメントのファンの前で不甲斐ない戦いを見せている。

逆にロードは、主力抜きとはいえGSWに勝ったり、12月にはシクサーズとネッツに連勝するなど健闘している。最初は1勝8敗と苦戦していたが、その後は5勝7敗と五分に近い成績で頑張っているのではないだろうか。

 

◎月別

次に月別にみていく。

10月は1勝6敗

11月は5勝9敗

12月は6勝9敗

1月は1勝4敗

今年は過密日程緩和のため、シーズンの開幕が例年より早く、キャンプ期間が短かかった。若手選手が多く、新加入選手も多かったキングスにとっては、チームをじっくりと作る期間がないままシーズンに入り、序盤は苦しんだ。しかも、ロードが多く、なかなか勝ち星が挙げられない状況が続いた。イエーガーも試合をしながらチーム作りをせざるを得ず、なおかつ遠征続きで十分に練習もできず、悪循環となった。11月12月はチーム状態も上向いていったが、1月はわずか1勝と苦しい。特にディフェンスが崩壊気味で、スロースタートは相変わらず。1月後半の9試合はロードが8試合と厳しい。今後も試練が続きそうである。

 

◎オフェンスとディフェンス

攻守両面の数字はどうか

 

<オフェンス面>

得点97.8点(30位)

FG成功率44.9%(25位)

3P成功率37.9%(4位)

フリースロー成功率72.7%(27位)

OFリバウンド9.5個(17位)

ターンオーバー14.4(15位)

アシスト20.7個(29位)

 

<ディフェンス面>

失点106.4点(17位)

DFリバウンド30.9個(29位)

ブロック4.1個(25位)

スティール8.1個(11位)

パーソナルファウル19.7個(11位)

 

オフェンス面は平均得点がリーグ最下位。100点を超える試合が17試合と全体の4割しかない。チーム作りが遅れたせいもあり、序盤は攻撃の形すらままならず、Z-BO頼みのオフェンスとなっていた。最近は、ボグダノビッチの台頭、ヒールド、ヒルの復調、コーリースタインの成長などもあり、攻撃の幅も広がりつつある。

またケガから復帰したフォックスのゲームメイクにも良い変化がみられている。持ち味はスピードを生かした速いトランジションだが、ハーフコートのセットオフェンスも周囲をうまく使い、P&Rも使って、ジャンパーも決めるなどよくなってきた。Z-BOがいることでテンポが遅いこともあるが(イエーガーのスタイルでもある)、ヒルやボギーとの連携もよくなれば、今後に期待が持てそうである。

3P成功率がリーグ1位なのも好材料だろう。ヒル、ヒールド、ボギーと好シューターをそろえているだけに、もっともっと有効活用してほしい。勝負弱さが気になるところではあるが。

 

ディフェンス面も相手に許した失点がワースト14位とリーグ真ん中くらい。もっと取られているのかと思ったので、まずまずだと思うが、やはり多い。特に最近は第1クオーターからとられすぎ。そのため、序盤から10点かそれ以上のリードを許す展開から始まることが多い。昨日の試合後、ボギーも指摘していたが、10点のビハインドばかりだと苦しい。連戦のときはほぼ追いつくのは難しい。これはディフェンスだけではなくオフェンスの問題でもあるのだが、試合の悪い入り方はいい加減何とかならないものだろうか。

 

今後に期待

いろんな面で前半戦を振りかえってきたが、成績は悪いが悲観するほどでもない。ボグダノビッチという若きスターも台頭してきた。フォックスも成長の兆しを見せている。とにかく今年は経験を積む年である。イエーガーも若手をどんどん起用してチャレンジしてほしい。